立冬でもぽかぽか 4地点で観測史上最高更新 奄美地方

2020年11月08日

自然・気象

海辺で水遊びを楽しむ子ども=7日、伊仙町瀬田海海浜公園

海辺で水遊びを楽しむ子ども=7日、伊仙町瀬田海海浜公園

 7日は二十四節気の「立冬」。暦の上では冬になったが、奄美地方は高気圧に覆われて南から温かい空気が入り込み、各地で9月中旬から10月下旬並みの気温となった。ぽかぽか陽気に誘われて海辺では水遊びをする子どもの姿も見られた。

 

 最高気温は和泊町で29・8度、伊仙町で29・7度を観測したのをはじめ奄美の全ての観測地点で29度以上。伊仙町と、奄美市笠利町(29・6度)、瀬戸内町古仁屋(29・2度)、与論町(29・6度)の4地点で11月の観測史上最高を更新した。

 

 名瀬測候所によると、奄美地方は8日以降は次第に温度が下がる。8日は曇りで、最高気温は奄美市名瀬が24度、沖永良部島が25度の見込み。