ウナギも猛暑に悲鳴 名瀬仲勝川「頼む 慈雨を」

 わずかに残った水たまりに、ひしめくウナギ=19日、奄美市名瀬の仲勝川

わずかに残った水たまりに、ひしめくウナギ=19日、奄美市名瀬の仲勝川

 猛暑が続く日本列島。奄美大島も例外ではなく、19日、奄美市名瀬の仲勝川はほとんどの水が干上がり、わずかに残った水たまりにウナギがひしめく痛々しい光景が見られた。

 

場所は名瀬仲勝の奄美ミートそば。川岸近くに残ったわずかな水を求めて十数匹のウナギが密集していた。中には体長1・3メートルの大ウナギも。浅瀬で体半分も水に漬からない状態で、息も絶え絶えにぐったりと横たわっていた。

 

 川の主ともいえる大ウナギの痛ましい姿に、住民は「何とか助けられないか」「どこか水の多い場所に移してやれないのか」と話し合うも、近くの川は全て干からびた状態。どうしたものかと手をこまねいていた。

 

 すでに干上がった場所にはウナギや川魚などの死骸も見られた。生き残ったウナギたちは一刻も早い慈雨を待っているが、名瀬測候所によると、天気が崩れ始めるのは22~23日ごろからという。