来年2月の開催見送る 奄美観光桜マラソン

色付いた桜並木の下を駆け抜けるランナー=2018年2月4日、奄美市笠利町

色付いた桜並木の下を駆け抜けるランナー=2018年2月4日、奄美市笠利町

 奄美大島商工会議所(谷芳成会頭)は1日、毎年2月に開催してきた奄美観光桜マラソンの2019年大会開を見送る、と発表した。大会ボランティアや参加する会員・役員が減少している状況から「本来業務へのしわ寄せから、会員サービスの低下を心配する声もある。商議所主催の開催は会員全体の合意形成が難しい」と判断した。今後については「新たな主催者がいれば、運営方法の情報提供など協力したい」とした。

 

 商議所は18年度、桜マラソン存続に向けて「商議所の役割を軽減し、オール奄美的な実行委員会の設立」を目指してきた。意見交換会などを開き、関係する自治体や経済団体に運営を依頼してきたが実現に至らなかった。

 

 大会は2009年2月、「日本一早く、過酷な桜マラソン」をキャッチフレーズに始まった。10回の節目となった18年大会は5種目に全国各地の幼児から80歳代まで1851人がエントリー。奄美群島外からの出場者は400人を超えた。

 

 10回連続で参加してきた龍郷町の50代男性は「毎回楽しみにしていたので開催見送りは残念。再開を願う」と話した。