110歳 盛大に祝う 徳之島最高齢の内メギリさん

110歳の誕生会で花束を手にする内メギリさんを囲む親族ら=27日、徳之島町亀徳

110歳の誕生会で花束を手にする内メギリさんを囲む親族ら=27日、徳之島町亀徳

 徳之島町亀徳の内メギリさんが27日、

110歳の誕生日を迎えた。同日夜に内さん宅で誕生会があり、親族や近所の住民らが盛大に誕生日を祝った。徳之島3町によると、メギリさんは島内最高齢。

 

 メギリさんは1909(明治42)年、亀徳出身。29年前に他界した夫・喜美安さん(享年94)と3男6女をもうけ、70代まで機織りや農業を続けて家計を支えた。感謝の心を忘れない前向きな性格。会話好きで高齢になっても、多くの人が集まる冠婚葬祭には積極的に参加していた。

 

 101歳の時に鼠径(そけい)ヘルニアの手術をした以外は大きな病気はなく、足腰は弱くなっているものの健康そのもの。現在は半年前に帰郷した長男の安雄さん(77)と二人暮らし。子どもから孫、ひ孫、やしゃごまで一族は100人を超えるという。

 

 誕生会は99歳の白寿祝い以降、毎年続く恒例行事。近所に住む孫などが中心となって手作りのごちそうを準備し、祝宴では島唄や花束をプレゼントした。誕生日ケーキのろうそくの火をメギリさんが吹き消すと、会場は大きな拍手に包まれた。

 

 メギリさんは「多くの親族に誕生日を祝ってもらってうれしい」と笑みを浮かべた。安雄さんは「好き嫌いなく、食事で栄養を取ることができるのが健康の秘訣(ひけつ)だと思う」と話した。