台風19号、大規模停電、全面復旧

2014年10月15日

社会・経済 

 台風19号の接近、通過に伴い、奄美地方は過去最大規模の停電が発生したが、14日までに全面復旧した。空の便は13日から運航を再開したほか、生活物資を積んだフェリーの臨時便が14日夜、6日ぶりに名瀬港に到着した。
 九州電力鹿児島支社によると、停電は奄美全体で最大6万2500戸に上り、全体の67・9%に達した。九電は70人規模の作業員を県本土から奄美各島に随時派遣しており、復旧作業は天候が回復した13日から本格化。14日午前10時現在、徳之島や沖永良部島、瀬戸内町の一部合わせて約4千戸が停電していたが、同日午後5時すぎまでに全面復旧した。