思いやりの心を育もう

2022年05月21日

子ども・教育

ヒマワリの種を植える秋名小の子どもたち=19日、龍郷町秋名

龍郷町立秋名小学校(南一秀校長、児童22人)で19日、人権の花運動開校式があった。ヒマワリの種を受け取った子どもたちは、校内で協力して花を栽培し、思いやりの心を育む。

 

鹿児島地方法務局奄美支局の仲宗根春喜支局長や同町人権擁護委員、町職員が来校し、ヒマワリの種300個と人権イメージキャラクターの人形を児童に手渡した。

 

南校長はあいさつでヒマワリの花言葉などを紹介し「心を込めて種を植え、大切に育ててほしい」と呼び掛け、仲宗根支局長は「植物の命を感じながら、仲間同士で協力して思いやりや優しい心を育んで」と激励の言葉を送った。

 

5年生の龍宮麦君は「学校生活では友だちと仲良く過ごし、困っていたら相談に乗りたい。思いやりの心を持って、きれいな花を咲かせられるように頑張りましょう」と児童を代表して決意表明した。

 

小学校を対象にした法務省の啓発活動で、1982年から全国で展開している。太陽に向かって伸びやかに咲く姿から、ヒマワリが「人権の花」に指定されている。