「固有種の違い学びたい」 今年は徳之島研修 奄美こども環境調査隊

村田教育長から任命状を受け取り、意欲を新たにする隊員ら=17日、奄美市名瀬

    奄美市の小・中学生がフィールドワークを通して郷土の環境問題を学ぶ「奄美こども環境調査隊」の任命式が17日、市役所であった。ともに世界自然遺産候補地の徳之島で地元の子どもたちと研修を行い、島の自然や歴史に触れる。隊員7人は「固有種の違いを比べてみたい」「人一倍、奄美の自然を学びたい」と目を輝かせた。

 

 昨年は新型コロナウイルスの影響で中止だったため、2年ぶりの開催となった。市教育委員会、南海日日新聞社共催。

 

 メンバーは伊津部小5年の染拓真君(11)、宇宿小5年の及川幹太君(10)と鈴木仁士君(10)、朝日小5年の橋口煌生君(10)、同小6年の黒瀬景史君(11)、芦花部中1年の稲田直生さん(12)、小宿中1年の村田紺碧さん(13)の7人。

 

 任命式で村田達治教育長は「学んだことや人とのつながりを生かし、自然の素晴らしさや大切さを発信してほしい」と激励した。

 

 徳之島研修は8月3~5日の2泊3日。徳之島町のジュニア・リーダークラブも参加して、アマミノクロウサギ観察小屋や犬田布岬の見学、ナイトツアーなどを体験する。25、26日は奄美大島合同調査を計画した。

 

 隊員最年長の村田さんは「ノネコ(野生化した猫)やマングースなどの外来種問題を学び、奄美の自然を守るためにはどうしたらいいか考えたい」と抱負を語った。