磯釣りでハージン16㌔ 奄美市の松田さん、奄磯連記録更新 瀬戸内町与路島
2022年11月13日
奄美市名瀬の松田恵さん(59)が3日、瀬戸内町・与路島南側の地磯で105・5㌢、16㌔のハージン(スジアラ)を釣り、奄美磯釣連盟が認定するスジハタ部門の最高記録を4㌢、1・5㌔更新した。松田さんは驚きつつも「釣りは7割が運」と謙遜した。
釣り歴の長い松田さんはこの日、奄美を訪れていた友人の案内役として瀬渡しに同行。午前8時ごろに糸を垂らすと、ハタ科のネバリとスワシンが立て続けに食い、間もなくハージンもヒット。強烈な引きに「サメか、アラかと大物を想像した」という。
リールが巻けないので糸を握って手繰り寄せ、ギャフもなかったのでたも網を駆使して引き揚げた。「よく行く釣り場ではないが、このサイズが食うのはまれ。竿を投げた場所や時間帯が良かったんだと思う」と松田さん。釣果は飲食店を営む知り合いに譲った。
従来の奄磯認定スジハタ部門は、2人が昨年記録した101・5㌢、14・5㌔のハージンが最高。松田さんは「記録は更新されるもの。自分はただ純粋に釣りが好きなだけ。これからも楽しみたい」と語った。
【仕掛け】▽竿 石鯛竿▽道糸 ナイロン30号▽ハリス ナイロン40号▽針 がまかつ極太タマン22号▽ 餌 イワシ2匹