ヨガや音楽で奄美満喫 大浜で「でぃ奄美フェス」

2018年09月24日

芸能・文化

ガジュマルの木の下で爽やかな汗を流した参加者=23日、奄美市名瀬

ガジュマルの木の下で爽やかな汗を流した参加者=23日、奄美市名瀬

 自然・健康・美容・音楽・文化がテーマのイベント「でぃ奄美フェス」(同フェス実行委員会主催)が22、23の両日、奄美市名瀬の大浜海浜公園であった。関東・関西、九州からの旅行者や地元住民ら約250人が参加し、ヨガレッスンや音楽ライブなど多彩な催しを通して奄美の自然を満喫した。

 

 アイドルグループAKB48などの運営管理会社㈱AKSの傳義久さん(名瀬小湊出身)が企画し、初開催。傳さんは「都心と奄美をつなぐイベントをやりたいと思っていた。来年以降も継続し、新しい自然体験イベントとして定着させたい」と話した。

 

 23日のイベントは、女優でヨガインストラクターの田中律子さんのヨガレッスンでスタート。参加者は公園内の大きなガジュマルの下に集い、交流を広げながら爽やかな汗を流した。

 

 水に触れると分解される素材の風船を使ったバルーンリリースや、ビーチのごみ拾い、島内外のアーティストによるライブなど次々と続いた。最後は参加者とスタッフ全員で六調を歌い踊り、イベントを締めくくった。

 

 友人と参加した奄美市内の女性(22)は「奄美の海が好きで今年2月に東京からIターンした。外で行うヨガは体がリセットされるようで最高。会場もかわいらしくて、たくさん写真を撮った」と笑顔で話していた。