全国大会へ9人、九州23人 民謡民舞・シマ唄日本一 奄美パーク

2023年04月24日

芸能・文化

全国大会の予選も兼ねていた民謡民舞少年少女奄美連合大会でシマ唄を披露する出場者=22日、奄美市笠利町の県奄美パーク(提供写真)

奄美のシマ唄を歌い継ぐ2023年度「シマ唄大会」(日本民謡協会奄美連合委員会主催)が22日、奄美市笠利町の県奄美パークであった。第1部の「民謡民舞少年少女奄美連合大会」(中学生以下、全国大会予選)と第2部の「奄美シマ唄日本一大会」(高校生以上、九州大会予選)の2部構成で、出場者は自慢ののどを競った。

 

午前中の「民謡民舞少年少女奄美連合大会」には、小学低学年の部、同高学年の部、中学生の部の計3部門に29人がエントリーし、当日は27人が出場。13人が入賞し、各部門上位3位の9人が全国大会に出場する。全国大会は8月19、20日に東京都台東区の浅草公会堂で開かれる。

 

午後からの「奄美シマ唄日本一大会」には青年部、成年部、壮年部、中年部、高年1部、高年2部、高年3部の計7部門に82人がエントリーし、当日は80人が出場。入賞者23人が九州大会への切符をつかんだ。九州大会は来年9月に熊本県の人吉スポーツパレスで開かれる。

 

各部門の入賞者は次の通り。(敬称略)

【民謡民舞少年少女奄美連合大会】▽小学校低学年 ①石井開道(奄美芸能徳之島会)②坂本みなみ(同)③直島穂月(同)④原琴子(あやまる会)▽同高学年 ①峰岡朋輝(奄美芸能徳之島会)②原美波(あやまる会)③土屋笑鈴(同)④久原奈子(喜界会)⑤芳村しずく(奄美芸能徳之島会)▽中学生 ①津畑杏朱(あやまる会)②興花佳(瀬戸内会)③鼎沙羅(同)④萩原ふく(あやまる会)

 

【奄美シマ唄日本一大会】▽青年部 ①森田美咲(徳之島民謡研究会)②森田葉月(同)③永田心花(奄美芸能徳之島)④辻美里(あやまる会)⑤指宿桃子(奄美芸能徳之島)⑥萩原かほ(あやまる会)⑦朝岡歩紀花(山ゆり会)▽成年部 ①松崎博文(北大島会)②薮内寛和(名瀬ルリカケス会)③潤さつき(瀬戸内会)▽壮年部 ①川口成美(北大島会)②吉美智子(山ゆり会)▽中年部 ①福山幸司(北大島会)②上原京子(瀬戸内会)③保須々武(同)▽高年1部 ①平久美(北大島会)②泉典子(山ゆり会)③岡村昌子(同)④荒田スミ子(名瀬会)⑤福田のり子(瀬戸内会)▽高年2部 ①村田頼子(名瀬ルリカケス会)▽高年3部 ①昇喜代子(名瀬ルリカケス会)②日置幸男(同)