奄美空港で吉行さん写真展
2019年09月11日
芸能・文化
奄美市名瀬の写真家・吉行秀和さん(60)の写真展「島からの贈り物」が10日、奄美空港のボーディングブリッジ(搭乗橋)内で始まった。奄美大島や喜界島の風景写真など12点を展示。飛行機の利用客を楽しませている。
来島者に奄美の自然の美しさを伝えリピーターになってもらおうとの企画。近藤英二さん(47)=日本航空㈱鹿児島支店マネージャー=は「飛行機を降りた瞬間に見る写真は奄美大島で過ごす時間への期待と興奮を盛り上げる。観光客だけでなく仕事で訪れた人にも何度でも来たいと思ってもらいたい」と話した。
約12㍍の壁両面に宇検村の海とアダンや砂浜を歩くヤドカリ、奄美市住用町のマングローブなどの写真が並ぶ。大きいものは縦85㌢、横1㍍ほど。
吉行さんは「インパクトが強く、また来たくなるようなものを選んだ。古代からある奄美の雰囲気を感じて写真のスポットに行ってみたいと思ってもらえたら」と話した。
展示期間は未定。作品の入れ替えも予定している。