奄美民謡大賞・最優秀賞 ◎少年・時岡さん、青年・界さんら

2020年06月12日

芸能・文化

少年の部最優秀賞の時岡優里菜さん=写真は前回大会

少年の部最優秀賞の時岡優里菜さん=写真は前回大会

  第41回奄美民謡大賞(南海日日新聞社、奄美市教育委員会共催)は6日、本選審査会があり、各賞の受賞者が決定した。少年の部は時岡優里菜さん(名瀬中3年)、青年の部は界眞子さん(鹿児島市)、壮年の部は山元俊治さん(奄美市名瀬)、高年の部は茂木幸生さん(奄美市住用)がそれぞれ最優秀賞を受賞。大賞は選出されなかった。今回は新型コロナウイルスの影響で奄美文化センターで予定していた本選を中止し、ビデオ審査を行った。

 

 奄美民謡大賞は、島唄の継承や唄者の底辺拡大を目的に開催している。

 

 今回は2月2日から4月12日にかけて関東や関西を含む6地域で予選を実施し、年齢別4部門に初出場37人を含む198人が臨んだ。本選に進んだのは▽少年(14歳以下)22人▽青年(15~39歳)23人▽壮年(40~59歳)25人▽高年(60歳以上)39人で、部門ごとに最優秀賞、優秀賞、奨励賞を選出した。

 

 最優秀賞以外の入賞者は次の通り。(敬称略)

 【少年】▽優秀賞 千田真帆(赤木名小6年)▽奨励賞 朝岡歩紀花(笠利中2年)

 【青年】▽優秀賞 朝岡明紀(奄美市笠利)▽奨励賞 里朋樹(瀬戸内町)

 【壮年】▽優秀賞 松崎博文(奄美市名瀬)▽奨励賞 朝木綿子(奄美市笠利)

 【高年】▽優秀賞 永井しずの(瀬戸内町)▽奨励賞 上原京子(大阪市)