あしびの郷で創立70年記念文化祭 沖永良部高校

2019年06月09日

子ども・教育

ユーモアを交えた劇で会場を盛り上げた3年2組の発表=8日、沖永良部高校

ユーモアを交えた劇で会場を盛り上げた3年2組の発表=8日、沖永良部高校

  【沖永良部総局】沖永良部高校(平井孝俊校長、生徒252人)の2019年度文化祭は8日、知名町のおきえらぶ文化ホールあしびの郷・ちなであった。

「創立70周年記念」と冠した今回は多くの地域住民の来場を願い、校外での開催。高校生たちの若さと躍動感あふれるステージ発表に、会場から惜しみない拍手が送られた。

 

 62回目となった今回のテーマは「彩虹(さいこう)~沖高で駆け抜ける未来への懸け橋」。オープニングを飾った書道部は力強い書道パフォーマンスで会場を魅了した。

 

 開会式で2年の村上瑠乃文化部長(16)は「70周年の記念すべき年に新たな出発点となる文化祭にしたい」とあいさつした。

 

 ステージ部門は3年生の全3クラスが劇に挑戦。2組は有名な映画のパロディー劇「微女と野獣」を披露。ユーモアたっぷりの内容で会場を笑わせた。

 

 吹奏楽部の演奏やエイサー部の演舞、有志の生徒らによるダンスもあった。展示部門は、しおりや写真などの作品が並び、2年生を中心としたカレーやかき氷などのバザーもにぎわった。