もっと英語を学びたい 米国の中学生と交流 佐仁小
2019年06月13日
子ども・教育
奄美市笠利町の佐仁小学校(花房八重子校長、児童13人)は4日、米国ナカドウチェス市の中学生ら6人を招き、交流学習を実施しました。児童たちは自己紹介やレクリエーションで英語を実践的に学び、佐仁太鼓の演奏や八月踊りを通して文化交流もしました。
ナカドゥチェス市の中学生10人と引率教諭2人は5月29日、奄美大島に来ました。6月6日まで滞在し、市内の各校を訪れて地元の児童生徒と交流しました。
佐仁小の交流学習はお互いの自己紹介でスタート。名前や好きなものなどを元気に発表しました。レクリエーションのカラーバスケットを楽しんだ後は、佐仁小児童が伝統の佐仁太鼓を披露。息の合った迫力ある演奏で交流生らを魅了しました。
最後は駆け付けた地域住民ら約30人と八月踊りを体験。六調では児童らが交流生に太鼓のたたき方を教え、一緒に演奏して友情を深めました。
交流生のパトリック・フランクスさん(14)は「小学生の太鼓の演奏がすごくて驚いた。自分も太鼓を体験できてとても楽しかった」と笑顔。
佐仁小6年の福山凛さん(12)は「短い言葉だけど話せた。佐仁太鼓も喜んでもらえてうれしかった。もっと英語の勉強をしてみたい」と話していました。