スマホの正しい使用法学ぶ 大和小学校
2022年05月27日
子ども・教育

オンラインで実施されたスマートフォン・携帯電話安全教室=26日、大和村
大和村の大和小学校(新村篤校長、児童22人)で26日、スマートフォンや携帯電話の安全教室が開かれた。講師のドコモCS九州(福岡県)職員と同校の教室をオンラインでつないで実施。児童らはスマホ・携帯利用時のトラブルを知り、他者と交流を図る際の注意点を学んだ。
教室は人権学習の一環。情報教育の充実を図る目的で初めて開催した。
3~6年生の教室では、同社のスマホ・ケータイ安全教室インストラクターの濱崎旦志さんが「直接会わないときのコミュニケーション」をテーマに授業。児童らは講話やDVD鑑賞を通して、メッセージアプリでのコミュニケーションの取り方やオンラインゲーム利用時に気を付けることを学習した。
DVDでは、友達同士がメッセージアプリでやりとりする際、伝え方によって誤解を生むこともあるとして一例を紹介。また、オンラインゲーム利用時は①個人情報の漏えい②友達を傷つける言葉③使い過ぎ―に気を付けるよう呼び掛けた。
6年生の福本旺太郎君は「将来スマホを使うときには、個人情報を大切にする。コミュニケーションを取る時には、相手に伝わりやすい言葉を選んで使いたい」と感想を述べた。
新村校長は「スマホは便利である一方、使い方を間違えるとトラブルに陥りやすい。危険を回避する力を早い段階から身に付けてほしい」と話した。