ホームステイで児童ら交流 奄美市と群馬県みなかみ町 青少年交流事業

2023年09月25日

子ども・教育

お別れ式で「みなComing体操」を披露するみなかみ町の児童ら=24日、奄美市笠利町の笠利公民館

奄美市と群馬県みなかみ町が主催する2023年度青少年交流事業が21~24日、奄美市笠利町であった。小学5、6年生が対象で、同市から14人が参加。みなかみ町からは16人の児童が来島し、ホームステイやさまざまな体験活動を通して親睦を深めた。

 

生活環境や自然、文化の違いや良さを見直し、互いの地域の発展を担う青少年を育成することが目的。旧笠利町時代の2001年に始まり20回目。新型コロナウイルスの影響で中止が続いたため、4年ぶりの実施となった。

 

みなかみ町の児童らは、奄美市の児童やその家族と3泊4日、生活をともにした。滞在中は海水浴やカヌー体験で奄美の海を満喫するなど、それぞれのホストファミリーと楽しい時間を過ごした。

 

最終日の24日は、笠利公民館で夜光貝アクセサリー製作を体験。昼食後にお別れ式もあり、両市町の児童代表が4日間の思い出を振り返ったほか、みなかみ町の児童らが同町オリジナルの「みなComing体操」を披露した。

 

みなかみ町の古馬牧小5年、髙橋愛凛さん(11)は「海に行ったのは初めて。シュノーケリングが楽しかった。(奄美市の児童と)趣味の話をして仲良くなれた」と笑顔で話した。

 

来年2月には、奄美市の児童らがみなかみ町を訪れる予定。朝日小6年の小松悠仁君(12)は「スキーをして温泉に行きたい」と期待を膨らませた。