大賞に納さん(名音小3年)、福岡君(亀津小5年) 来年2月まで作品展示 やせいのいきもの絵画展

2022年12月18日

子ども・教育

「やせいのいきもの絵画展」の入賞者=17日、大和村思勝

奄美群島の小中学生を対象にした第23回「やせいのいきもの絵画展」の表彰式が17日、大和村防災センターであった。最高賞の「いきもの大賞」は名音小学校3年の納琉亜さんと亀津小学校5年の福岡友輝君が受賞した。児童生徒の作品は同村の環境省奄美野生生物保護センターで2月5日まで展示する。観覧無料。

 

絵画展は同センターと奄美自然体験活動推進協議会が毎年実施。今回は奄美群島国立公園指定5周年を記念して奄美・やんばる広域圏交流推進協議会が共催し、特別賞を設定した。

 

作品テーマは「大好きなわきゃシマと自然とくらし」。20校から200点の応募があり、大賞を含め入賞作品24点が選ばれた。表彰式には20人が出席。一人一人が作品で工夫したところなどを紹介し、賞状を受け取った。

 

いきもの大賞に輝いた納さんは「森を旅するルリカケス」と題して、羽を広げたルリカケスを色鮮やかに伸び伸びと描いた。2年連続で大賞を受賞した福岡君は作品「徳之島の牛なくさみ」で闘牛の様子を力強く表現した。

 

表彰式に出席した納さんは「ルリカケスは赤や青の色がきれい。背景はいろんな色を使って描いた」と話した。

 

大賞以外の入賞者は後日掲載。

「いきもの大賞」に選ばれた納さんの「森を旅するルリカケス」(上)と福岡君の「徳之島の牛なくさみ」(下)