春らんまん、笑顔で入学式 群島内小中学校

2019年04月09日

子ども・教育

在校生らに見守られ、入場する新1年生=8日、奄美市の名瀬小学校

在校生らに見守られ、入場する新1年生=8日、奄美市の名瀬小学校

 奄美群島各地の小、中学校で8日、入学式があった。大島教育事務所によると、群島内の本年度入学者(3月31日現在)は小学校1032人(男526人、女506人)、中学校1025人(男523人、女502人)。真新しい制服に身を包んだ新入生たちは保護者や地域の人々に見守られ、学校生活の一歩を踏み出した。

 

 奄美市の名瀬小学校(廣司正良校長)には、44人(男子26人、女子18人)が入学した。新入生は、6年生73人と保護者らが拍手で迎える中、元気よく入場した。

 

 廣司校長は「あいさつには魔法の力がある。笑顔で明るいあいさつをし、はい、という返事が聞こえることを楽しみにしています」と式辞を述べた。

 

 児童代表の田原純君(6年)は「今日からみなさんは名瀬小学校の仲間です。たくさんお手伝いしますので、みんなで頑張っていきましょう」と呼び掛けた。

 

 お祝いの歌では、新1年生も6年生と一緒に「一年生になったら」を合唱した。

 

 大島教育事務所によると、本年度入学者がゼロの小学校は崎原、住用、西阿室、与路、秋徳、円、西阿木名小三京分校の7校。中学校は秋徳の1校。

 

 入学者が1人の学校は小湊、名柄、薩川、池地、油井、尾母、山、手々、岡前小与名間分校、西阿木名、上城の11校。中学校は市、久志、篠川、与路、手々の5校。