校区越え交流広げる チャレンジキャンプ冬 奄美少年自然の家

2025年02月05日

子ども・教育

校区越え交流広げる チャレンジキャンプ冬 奄美少年自然の家

奄美市名瀬の県立奄美少年自然の家(橋口盛文所長)で1、2の両日、恒例の「チャレンジキャンプ冬」が開かれた。今年は島内の小学4年~中学1年までの24人が参加。テント設営や野外炊さん、黒糖作りなどさまざまな体験活動を通して、友達づくりや仲間と協力するスキル、自然への知識を身に付けた。

 

参加者は6人ずつ4チームに分かれて活動。初日の午前中は初対面同士の緊張を和らげるアイスブレイクも兼ねて、ドミノ倒しや空き缶積みなど8種のミニゲームに取り組んだ。児童らは身長差やそれぞれの得意・不得意な作業などを踏まえて作戦を立て、失敗と改善を繰り返しながら交流の輪を広げていた。

 

チャレンジキャンプは小中学生を対象に毎年春、秋、冬に実施し、全3回の参加者には「アウトドア達人認定証」を授与している。今年は「奄美の自然を目いっぱい体験しよう」をテーマに季節ごとの野外活動に親しみ、9人に認定証が贈られた。

 

認定証を受けた名瀬小5年生の市川梨乃さん(11)は「チームみんな違う学校だったけどすぐに友達になった。キャンプのときは夜にテントの中でおしゃべりをするのが一番楽しい」と笑顔で話していた。