流ちょうに奄美語る 最優秀賞に川節さん(朝日2年) 奄美市中学校英語スピーチコン
2022年11月19日
子ども・教育
日本復帰記念第45回奄美市中学校英語スピーチコンテストが18日、市民交流センターで開催された。市内13校から計17人が出場し、奄美に関することについて流ちょうな英語で意見や考え方などを発表。最優秀賞には川節桃香さん(朝日2年)が選ばれた。
奄美群島の日本復帰を記念して続けており、市内の中学校の英語教育充実が目的。スピーチの題材は原則自由だが、奄美と自分との関連について触れることが求められた。
発表時間は一人2分で、声の調子、動き、流ちょうさ、正確さ、内容の五つの観点で審査。生徒らは自らの経験を元に、奄美の課題や魅力を身ぶり手ぶりを交え、感情豊かに表現した。
最優秀賞の川節さんは、今年1月16日未明の津波警報発令を振り返り、避難時に感じた奄美の〝結の精神〟について、力強い口調で紹介。「都会では煩わしいと思われるかもしれないが、奄美の人はその関係を心地よく感じている」と説明し「次世代につないでいきたい」と結んだ。
最優秀賞を除く受賞者は次の通り。(敬称略)
▽優秀賞 林美奄(笠利1年)才田千尋(金久3年)中島拓夢(名瀬1年)▽優良賞 大野優来(小宿3年)伊井芽以子(同2年)川畑美空(大川3年)東田侑大(市2年)所﨑佳乃(住用3年)池﨑大真(金久2年)畠あい(崎原2年)里美雲(朝日3年)窪田桜子(赤木名2年)惠彩矢香(同3年)大野清志郎(名瀬3年)矢野琥太郎(芦花部3年)林海心(東城3年)