秋徳小中児童生徒がAIロボ動作プログラミング
2019年03月01日
子ども・教育
瀬戸内町立秋徳小中学校(德丸佳大校長、児童生徒6人)で27日、タブレット端末とAI(人工知能)ロボットを使ったプログラミング体験教室があった。児童生徒らは学習ソフトを使ってロボットを動かすプログラムの作成に挑戦。試行錯誤を重ね指示通りに動いたロボットに歓声を上げた。
体験授業は2020年のプログラミング教育必修化に先駆け開催。児童生徒の論理的思考力を育成する目的がある。同町地域おこし協力隊で元システムエンジニアの小林光一さんが講師を務めた。
授業には人型ロボット「NAO」が登場した。児童生徒は①順次実行②条件分岐③くり返し―といったプログラミングの基礎を学習。タブレット端末を使い、簡単な自己紹介から、歩く、踊るなどの動作、人との会話機能などを組み合わせたプログラムを完成させ、チームごとに発表した。
小学4年の盛那南亜さん(10)は「少し難しかったけど、チームで動作を組み立てる作業が楽しかった」、中学3年の徳志穂さん(15)は「初めてプログラミングの勉強をして、NAO君を動かせて楽しかった。最初は難しかったけど、コツをつかむとみんなで協力して作ることができた」と笑顔で話していた。