集中して筆運ぶ 児童生徒が書き初め 宇検村
2023年01月07日
子ども・教育
宇検村教育委員会が主催する「新春書き初め会」が6日、同村湯湾の元気の出る館であった。村内の小中学生29人が参加。学年ごとの課題に挑戦し、一筆ずつ集中して作品を仕上げた。
書き初め会は、児童生徒に日本文化である書道に親しんでもらおうと毎年実施。村公民館講座で書道の講師を務める岩元岩壽さん(85)をはじめ、講師5人が書き方を指導した。
児童生徒らは学年ごとに「とり」「湖水」「草木一新」などの課題に取り組んだ。岩元さんのアドバイスを基に真剣な表情で筆を運び、何度も練習を重ねてそれぞれ納得のいく清書を完成させた。
最後は、講師らが選んだ作品を表彰。銀賞を受賞した田検小6年の森山姫衣さん(12)は「湖の月の部分のはらいが難しかったが、練習して慣れていった。上手に書けた」と笑顔で話した。岩元さんは「よくできていた。(児童生徒の)成長を感じられた」と講評した。
入賞者は次の通り。(敬称略)
▽宇検村長賞 福山芽衣(久志中1年)久林煌明(田検小6年)▽村議会議長賞 三谷日洋(田検小5年)▽村教育長賞 三谷光季(田検小4年)▽村校長会賞 松元穂香(田検小2年)▽金賞 竹下拓人(田検小5年)竹下結人(同3年)武藤維志(同1年)▽銀賞 村上苑成(阿室中1年)森山姫衣(田検小6年)熊谷羽琉(同2年)