児童、園児が餅つき体験 赤木名小学校付属幼稚園 奄美市笠利町

2018年12月08日

子ども・教育

石臼ときねを使って本格的な餅つきを体験する子どもら=7日、奄美市笠利町

石臼ときねを使って本格的な餅つきを体験する子どもら=7日、奄美市笠利町

 奄美市笠利町の赤木名小学校付属幼稚園で7日、もちつき会があった。園児14人と赤木名小の1年生20人が参加。子どもたちは「よいしょー、よいしょー」と元気な掛け声に合わせ、石臼ときねを使った本格的な餅つきを体験した。

 

 もちつき会は同園と小学校のふれあい活動の一環で毎年の恒例行事。子どもたちは友達の声援を受けながら保護者らと一緒に重いきねを振り下ろし、もち米が餅に変化していく過程を興奮した様子で観察していた。

 

 ついた餅は子どもたちの手で丸められ、もち米10キロ分の白餅とあんこ餅が完成。できたての餅を頬張る子どたちは、「はやくこいこい」と歌いながら一足早いお正月気分を満喫した。

 

 年少組の北原聡恵ちゃん(4)は「お餅をつくのが楽しかった」。1年生の濱崎未美さん(6)は「上手に丸められた。あんこ餅がおいしい」と笑顔を見せた。