平成最後の「古北戦」大島北高、古仁屋高がスポーツ交流

2019年04月28日

子ども・教育

両校の力自慢が熱戦を繰り広げた綱引き=25日、奄美市名瀬

両校の力自慢が熱戦を繰り広げた綱引き=25日、奄美市名瀬

 奄美市笠利町の大島北高校(下髙原涼子校長)と瀬戸内町の古仁屋高校(重吉和久校長)のスポーツ交歓会「古北戦」が25日、奄美市の名瀬運動公園であった。学年別男女対抗綱引きやドッジボール、女子バレーボールの部活動対抗戦があり、生徒らは全力でぶつかり合って交流を楽しんだ。

 

 古北戦は、奄美大島の南北両端に位置する両校が競技や応援で友情を深めることを目的に毎年開催されている。今年で15回目。「平成最後の古北戦~思い出を胸に令和を生き抜け~」をテーマに、北高生115人、古高生98人が爽やかな汗を流した。

 

 綱引きは4勝2敗で古仁屋、ドッジボールは4勝1敗1引き分けで大島北が勝利。女子バレーボールは白熱したシーソーゲームの末、2対1で古仁屋が制した。応援にも熱が入り、会場は大いに盛り上がった。

 

 大島北高2年の最上太陽さん(16)は「他校との交流はいつもと雰囲気が違って楽しい。ドッジボールは2連覇できたので来年も勝ちたい」。古仁屋高校1年の朝美琴さん(15)は「綱引きもドッジボールも負けてしまったけど、中学の部活友達に会えてうれしかった。来年はリベンジしたい」と笑顔で話していた。