奄美市久里の砂防ダム事業継続へ
2014年12月25日
政治・行政
2014年度の第2回県事業評価監視委員会(委員長・浅野敏之鹿児島大学大学院理工学研究科教授、委員9人)は24日、鹿児島市の県庁で開かれた。8月の第1回委員会で「詳細審議」の対象として抽出され、現地調査が行われた奄美市名瀬の総合流域防災事業「久里川」については、「土石流の危険性が高く、砂防ダムによる対策が必要」として事業主体である県の対応方針案通り「事業継続」が妥当との判断を示した。一方で、砂防ダムの工法や形状の見直しなどを含め地元住民の不安を除去するとともに、事業の必要性への理解を深める努力をすべきとも指摘した。