奄美6市町で40人 県全体は539人 新型コロナ
2022年03月25日
政治・行政
■24日コロナ表 【鹿児島総局】県と鹿児島市は24日、新たに539人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。奄美群島在住者は1市5町で計40人だった。また、県は感染拡大の可能性があるとして、南さつま市の飲食店2店舗の店名を公表し、利用者は保健所に相談するよう呼び掛けた。
奄美在住の新規感染者は奄美市24人(20代から80代の男女)、徳之島町7人(10歳未満から40代の男女)、瀬戸内町3人(20代と30代の男女)、伊仙町3人(10代と60代の男女)、龍郷町2人(20代と30代の男性)、喜界町1人(80代男性)。
新規感染者が多かった県内自治体は鹿児島市226人、鹿屋市66人、霧島市46人、志布志市28人など。県外は4人だった。
県が店名を公表した2店舗は同じビルに入る系列店で、従業員ら計8人の感染が確認されている。県によると、両店とも来店者名簿が作成されていなかった。このほか、県は同日、南さつま市の飲食店と南九州市の事業所で新たなクラスター(感染者集団)発生を確認したと発表した。
感染者の累計は3万9841人。23日現在、医療機関に199人が入院し、703人が宿泊療養、1891人が自宅待機中。重症者は3人で、酸素投与が必要な中等症者は36人。