肥後、元山両氏の一騎打ちへ 宇検村長選挙
2019年01月16日
政治・行政
任期満了に伴う宇検村長選挙は15日告示され、いずれも元村議で無所属新人の肥後充浩氏(63)=湯湾、元山公知氏(48)=田検=(届け出順)が立候補し、5日間の選挙戦がスタートした。同村長選で新人同士の一騎打ちは1987(昭和62)年以来。
2期目の元田信有村長(68)が昨年9月、今期で引退することを表明。これを受け両候補は同月、立候補を表明した。
肥後氏は村産業振興課長など務め2016年、村議初当選。「役場、村議で培った県、国との人脈を生かした政治力」を武器に村政刷新の姿勢を強調する。
元山氏は04年から村議当選4回。12年から14年まで議長を務めた。元田村政を継承する姿勢を打ち出し「公正公平、透明性のある村政を」と訴える。
このため、選挙は現村政への評価と各候補の掲げる公約が焦点となる見込み。
期日前投票は16日から19日まで午前8時半~午後8時に村役場会議室で受け付ける。投票は20日午前7時から午後6時まで村内4カ所であり、午後8時から村生涯学習センター「元気の出る館」で即日開票される。
14日現在、宇検村の選挙人名簿登録者数は1515人(男731人、女784人)。
●経歴
肥後 充浩63 無新 福岡国土建設専門学校卒。1981年に宇検村役場入り。社会教育課長、保健福祉課長、産業振興課長など歴任。2016年から18年まで村議会議員。湯湾
元山 公知 48 無新 大島高校卒。2018年まで4期14年、宇検村議会議員、12年から14年まで議長。05年から13年まで村子ども会育成連絡協議会会長。田検