過去最多の806人 奄美は6市町村54人 県内コロナ
2022年04月21日
政治・行政
【鹿児島総局】県と鹿児島市は20日、新たに806人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。新規感染者数は3月30日の776人を上回り、過去最多。30代以下の若者世代が全体の約7割を占めている。奄美群島在住の感染者は1市4町1村で計54人だった。
奄美在住の新規感染者は、奄美市32人(10歳未満から80代の男女)、和泊町12人(30代から90歳以上の男女)、瀬戸内町4人(10歳未満から40代の男女)、喜界町3人(20代から50代の男女)、大和村2人(40代男性)、龍郷町1人(10代男性)。
新規感染者が多かった県内自治体は鹿児島市519人、霧島市37人、姶良市34人、薩摩川内市32人など。県外は4人だった。また、屋久島町の10歳未満女児は感染歴があり、県内での再陽性は10例目となった。
新規感染者を年代別にみると、10代が203人で最多。30代133人、10歳未満132人、40代118人、20代78人、50代60人、60代30人、70代23人、80代16人、90歳以上13人だった。
感染者の累計は5万7120人。19日現在、医療機関に248人が入院し、959人が宿泊療養、4224人が自宅待機中。重症者は2人で、酸素投与が必要な中等症者は17人。