「見守り」15事業所に委嘱 奄美署
2019年10月18日
地域
子どもが登下校中に事件や事故に巻き込まれるのを防ぐため、奄美署は17日、町田酒造㈱(龍郷町)と奄美地区金融機関防犯協議会員の計15事業所を「子ども見守り事業所」に委嘱した。各事業所の従業員は今後、業務と合わせて地域の見守り活動を行う。
今年5月、神奈川県川崎市でスクールバスを待っていた児童らが殺傷される事件が発生したことを受け、管内の子ども見守り体制の充実を図るもの。
同日、奄美署で行われた委嘱式には8事業所が出席。井上昌一署長から各事業所の代表者に委嘱状と「子ども安全パトロール実施中」と書かれたステッカーが手渡された。
委嘱を受けた町田酒造の中村安久社長は「営業など外回りの際には、地域の危険箇所を意識しながら運転するよう社員に呼び掛けたい」と話した。