ぱしふぃっくびいなす平土野に寄港
2019年07月29日
地域
日本クルーズ客船が運航する旅客船「ぱしふぃっくびいなす」(2万6594トン)が28日、天城町の平土野港に寄港した。ツアー客は島内観光や闘牛観戦を楽しみ、2020年に世界自然遺産登録を目指している徳之島の魅力に触れた。
ぱしふぃっくびいなすの徳之島寄港は4月に続き5回目で、今回は大手旅行代理店㈱農協観光のチャータークルーズ。乗船客は460人で、熊本港を出港して与論島と徳之島を巡る3泊4日のツアーで訪れた。
歓迎セレモニーでは、森田弘光町長のあいさつに続き、地元関係者から仲田敬一船長らへ花束と特産品の黒砂糖などが手渡された。
乗船客の多くはバスに乗り込み、国内最大の海底鍾乳洞が発見された浅間湾屋洞窟(通称ウンブキ)など島内の景勝地を巡り、闘牛大会を観戦した。
小野国治さん(70)=大分市=は妻友江さん(70)と初来島。島内観光を前に「先日の与論は海がとてもきれいだった。徳之島では豊かな自然や迫力ある闘牛の観戦が楽しみ」と話した。