イエス降誕の「馬小屋」登場 名瀬聖心教会

2024年12月19日

地域

イエス降誕の「馬小屋」登場 名瀬聖心教会

〇…クリスマスを前に、奄美市のカトリック名瀬聖心(みこころ)教会に、イエス・キリスト生誕の場面を表した「馬小屋」飾りが登場した。今年4月、8年ぶりに奄美大島へ戻り同協会に赴任した栃尾泰英神父と、信徒らが力を合わせて制作した。

 

〇…教会前に作られた馬小屋は高さ1・6メートル、幅2・5メートル、奥行き2メートルほどの大きさ。流木や砂、土、セメント、段ボールなど、さまざまな材料を活用している。動物などの置物は信徒らが紙粘土を使って制作したという。

 

〇…栃尾神父によると、クリスマスが近づくとカトリック教会では、イエス降誕の場面を再現した馬小屋を作り、飾る習慣がある。1223年にイタリアの聖フランシスコで最初に作られたのが起源とされる。

 

〇…栃尾神父は「きらびやかなイルミネーションも素晴らしいが、ぜひ本物のクリスマス飾りも見てもらいたい。どなたでも気軽に足を運んで」と話した。

 

〇…馬小屋が見られるのは1月6日まで。同教会では21日午後2時から、親子連れで楽しめる「子どもクリスマス会」、また24日午後7時からミサを執り行う。誰でも参加自由。