プログラミングを体験 AI(人工知能)教室 徳之島町
2018年08月21日
地域
【徳之島総局】徳之島町主催のAI(人工知能)ロボットプログラミング体験教室が18日、同町生涯学習センターであった。小中高生や社会人6人が参加し、ホテルなど接客業で実用化が進んでいる「コミュニケーションロボット」のプログラミングを体験した。
教室は徳之島みらい創りプロジェクトの一環で、AIが社会にもたらす影響やプログラミングを仕事にすることの可能性を示すことが目的。コミュニケーションロボットプログラムの専門家を招き、長崎県佐世保市のハウステンボスで導入されている会話するロボット「ロボコット」を使って体験した。
参加者はAIなどの基礎知識を学んだ後、自己紹介文や歴史、グルメなど島の観光案内文を入力。肉声でロボットに呼び掛けて反応を確認し、プログムする側と利用者側の目線でコミュニケーションロボットの利点を体感した。
徳之島高校2年の幸山千尋さん(16)は「体験教室は楽しくやりがいがあった。今後、ロボットやAIはどんどん身近になっていくはずだから、使い方を学べば進学や就職に役立つと思う」と話した。