マングース対策で化学的防除導入へ
2017年01月25日
地域
環境省奄美自然保護官事務所は24日、奄美大島に放たれた外来種マングースの防除で2017年度から薬剤を使った化学的防除を取り入れることを明らかにした。マングースの防除としては国内初。防除には野ネズミ用に市販され、島内でもサトウキビ畑などで広く使われている駆除剤の主成分ダイファソシンを利用する。鳥肉のミンチにダイファソシンを混合し、㌘のソーセージ状に成形した餌を使う。沖縄県で昨年5月に実施された半野外試験で効果が確認されているという。