初開催のビーチバレー盛況　１５チーム出場、ライブも　天城町「わっきゃが市場」

【徳之島総局】天城町商工会青年部（徳田太一部長）主催の「わっきゃが市場」が２３日、同町平土野の「わっきゃが広場」であった。地場産食材の出店や地元ミュージシャンのライブでにぎわったほか、会場そばの平土野浜ではビーチバレーボール大会が初開催され１５チームが熱戦を繰り広げた。

 

わっきゃがは島の方言で「私たちの」の意味。商店街活性化のために毎年４、７、１１月にイベントを開催している。ビーチバレー大会は平土野浜の有効活用と町民の親睦、交流のために初開催。町バレーボール連盟、町教育委員会が後援した。

 

会場にはコート２面を用意してリンクトーナメント形式で競い、Ａ＆Ｔが優勝した。チーム代表の田平正樹さん（５１）は「まさか優勝できるとは思っていなかった。ビーチバレーは幅広い年代で楽しめる競技。今後も継続して地域の活性化に役立ててほしい」と期待した。

 

徳田部長（４０）は「町バレーボール連盟の協力のおかげで多くの出場で盛り上がった」と協力に感謝を込め、「今後も子どもからお年寄りまで楽しめる場をつくって地域の活性化に寄与したい」と話した。