奄美市合同入社式
2021年04月02日
地域
2021年度第57回奄美市合同入社式(公益社団法人奄美大島法人会など6団体共催)が1日、同市名瀬のホテルであった。官公庁を含む市内10事業所から真新しいスーツに身を包んだ新入社員・新規採用職員計35人が出席。各団体代表らから激励を受け、社会人としての第一歩を踏み出した。
昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となったため、合同入社式は2年ぶりの開催となった。
共催団体を代表して、奄美大島商工会議所の有村修一会頭があいさつ。「コロナで多くの自粛を余儀なくされ、経済活動への影響は計り知れないものがあった。しかしながら、奄美大島は近年のLCC就航、そして今年、世界自然遺産登録を目指して再挑戦することが決定しており、明るい未来へ追い風が吹いている」とした上で、「若々しい皆さまが熱意と柔軟性をもって仕事に取り組み、奄美の輝かしい未来に向けて力強く歩み始めてくれることを大いに期待している」と述べた。続いて印南百合子県大島支庁長、朝山毅奄美市長らが激励の言葉を送った。
新入社員代表の黒原梓月さん(24)=奄美航空=は「本日より晴れて、奄美の企業の一員になることができ、この上なく光栄に思っています。それと同時に大きな責任も感じずにはいられません。頼りない私たちですが、何事にも全力で取り組んでまいります」と決意表明した。
式の最後は、与勝広奄美市議会議長の音頭で万歳三唱し、締めくくった。2日は、新入社員を対象にした研修会がある。