学校給食へ食材納入 和泊町シルバー人材センター
2021年01月08日
地域
和泊町シルバー人材センター(平山和仁理事長、会員267人)は今月から、地産地消の推進などを目的に町学校給食センターへの食材納入を始めた。初納入となるニンジンの収穫が7日、同町谷山の町実験農場であり、会員が大事に育てた無農薬栽培のニンジン11㌔を収穫した。
今年度はニンジンのみ納入する予定。実験農場と同町喜美留のほ場の2カ所計35㌃で、1月から6月まで約3・5㌧の収穫を見込んでいる。納入量は給食センターからの注文に応じて決める。来年度からタマネギの納入も計画している。
7日に収穫したニンジンは、8日の学校給食で提供される予定。栽培を担当したシルバー人材センター会員歴13年目の時田勝彦さん(72)=喜美留=は「無農薬にこだわって栽培した。食べた子どもたちが元気に育ってくれたら幸せ」と話していた。
給食センターによると、2019年度は重量ベースで約2割の食材が沖永良部島産だった。