マングローブのカヌー体験が「感動地」に ジャパントラベルアワード2023

2022年09月09日

地域

奄美市住用町のマングローブパークでカヌーを楽しむ人々(資料写真)

「ジャパントラベルアワード2023」が選出する日本の「感動地」が1日発表され、あまみ大島観光物産連盟(有村修一会長)が推奨する「マングローブ林でのカヌー体験・動植物散策(鹿児島県奄美市)」が認定された。東京都の企業が「観光からより良い社会をつくる」をビジョンに主催し、2回目の開催。今年は全国から145件の応募があり、書類審査の結果、28の地域や企業が選ばれた。現地審査を経て、来年1月にグランプリが決定する。

 

同アワードは、SDGs(持続可能な開発目標)や多様な人材を生かす取り組みを推進している地域や団体を「感動地」として評価し、発信するもの。

 

審査は▽観光体験の独自性や利便性▽多様な観光客を受け入れる体制▽持続可能性▽インバウンド(訪日外国人観光客)への対応―など四つの部門別に設けられた30のチェック項目に回答する形で実施された。

 

あまみ大島観光物産連盟の境田清一郎事務局長は「持続可能な観光であることが認定されたことは喜ばしい。今後もSDGsをもとに、住民や子どもたちが誇れる地域であるような取り組みを続けていきたい」と述べた。