桜並木と森林浴楽しむ まほろばウオーク 大和村

2023年01月30日

地域

ヒカンザクラの下を歩く参加者=29日、大和村の奄美フォレストポリス

奄美群島日本復帰70周年記念・第19回まほろば大和ウオーキング大会(大和村、村教育委員会主催)が29日、大和村の奄美フォレストポリスであった。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。村内外から783人が参加し、森林浴を楽しみながら爽やかな汗を流した。

 

奄美フォレストポリスは奄美群島最高峰の湯湾岳(標高694メートル)の麓に整備された森林公園で、一帯が国立公園、一部は世界自然遺産エリアにも指定されている。

 

コースは1キロ、4キロ、6キロの3種類。大会のあった午前中は好天に恵まれ、参加者たちは暖かい日差しの中、鮮やかに色付いたヒカンザクラの並木道やさまざまな生き物が生息する水辺の小道を歩いた。

 

ゴール後は航空券やイセエビ、米などが当たる抽選会があった。農作物や加工品の即売コーナーもあり、親子連れや主婦らでにぎわっていた。

 

父親と一緒に参加した大和小学校2年生の川上愛子さん(8)は「きれいな桜を見ながら歩けて楽しかった」。妹の優奈ちゃん(6)は「迷路みたいですごく面白かった」と笑顔で話した。