沖縄復帰50周年で写真展 与論町 交流の歴史伝える

2022年04月19日

地域

沖縄祖国復帰50周年記念写真展の展示物を見る来館者=10日、与論町

鹿児島県の与論町立図書館(林健太郎館長)は、沖縄祖国復帰50周年の記念写真展「~つなげよう絆 つたえようあの日のこと~」を開いている。与論島と沖縄県との関わりや復帰運動の歴史などを伝える写真27点が展示されている。5月20日まで。

 

沖縄県は戦後、米軍統治下の時代を経て、1972年に日本に復帰した。与論町は古くから沖縄本島北部の国頭村と交流してきた歴史があり、つながりが深い。

 

写真展では、1963年4月28日に復帰運動の一環で沖縄と与論の境界となる北緯27度線周辺の洋上で行われた海上集会の写真などを展示しており、同館は「両地域の交流の歴史などについて、広く知ってほしい」と来館を呼び掛けている。

 

開館は火~日曜日の午前10時から午後6時時半まで。入館無料。