生活見直し認知症予防 龍郷町
2018年06月27日
地域
楽らく脳の健康教室(県介護実習・普及センター、龍郷町老人クラブ連合会主催)が26日、龍郷町りゅうがく館であった。出水市の認知症介護指導者、池上翔さんが講話し、「認知症予防には食生活の見直しや適度な運動、正しい生活習慣、脳の活性化が大事」と呼び掛けた。
県介護実習・普及センターの派遣事業「ふれあい・いきいきサロン介護教室」の一環。
池上さんは認知症を「心の病気ではなく脳の病気」と説明し、認知症の人への接し方として「まずは見守る。目線を合わせ、優しい口調で。相手の言葉に耳を傾けて思いを読み取る」と助言した。
次に予防の重要性を強調。「塩分と動物性脂肪を控えたバランスの良い食事」「適度な運動」「くよくよせず明るい気分で生活」など10カ条を紹介した。
同日は町老連会員ら約100人が参加し、池上さんのユーモアあふれる話に熱心に聞き入った。脳の活性化を図ろうと指体操にも挑戦した。