笑顔で新年祝う 高千穂神社で初詣 奄美市名瀬
2024年01月04日
地域
2024年を迎えた1日、奄美市名瀬の高千穂神社(當郷裕之宮司)には初詣に訪れた人々が長い列を作った。新型コロナ禍が明け、マスクを着用せずに参拝する人も多く見られ、初詣客らが笑顔で新年の幕開けを祝っていた。
名瀬測候所によると、1日午前0時の名瀬の気温は16.8度。天候にも恵まれて同神社周辺には出店が並び、若者や家族連れなどでにぎわった。
年明け15分前ごろから初詣客らが続々と集まり、境内でカウントダウン。午前0時を知らせる太鼓が打ち鳴らされると、人々は健康祈願や家内安全などそれぞれの願いを込め、拝殿に向かって手を合わせた。
この日が誕生日だという小宿小3年の祷優來斗君は「9歳になった。お祝いがたくさん」とうれしそう。「サッカーをしているのでたくさんシュートをうちたい」と新年の目標も語った。母の優花さん(34)は「23年は子どもたちの成長を感じられる年だった。今年も家族みんなが幸せに過ごせたら」と目を細めた。