親子で郷土料理に挑戦 天城町「家でも作りたい」
2020年08月23日
地域
天城町内の親子を対象にした郷土料理教室(町農政課主催)が22日、同町防災センターであった。4組10人の親子が参加。油そうめんや豚みそなど徳之島を代表する料理を学び、島の食文化への理解を深めた。
郷土料理を作る機会の少ない子育て世代の関心を高め、食文化の継承につなげようと、県の「かごしまの”食”推進事業」を活用して毎年開催している。町食生活改善推進員3人が講師を務めた。
この日作ったのは油そうめん、パパイアのきんぴら、豚みそ、ドラゴンフルーツゼリーの4品。子どもたちは講師の指導を受けながら、調理に挑戦。完成した料理は全員で試食した。
母親と2人で参加した天城小2年の福山遥己君(8)は「お肉を切るのが難しかったけど、みんなで協力して調理して楽しかった。自分で作った料理はおいしい。家でも作ってみたい」と話した。