親子連れでにぎわう 瀬戸内町のこどもたぬき食堂

2022年02月15日

地域

多くの親子連れなどでにぎわった「こどもたぬき食堂」=13日、瀬戸内町古仁屋(提供写真)

瀬戸内町の「こどもたぬき食堂」(長井聡子代表)は13日、同町古仁屋で「子ども食堂」を開いた。地元の飲食店に発注した弁当を1食100円で販売し、親子連れなどでにぎわった。

 

こどもたぬき食堂は、子どもたちと地域住民の交流の場づくりを目的に2018年から月1回、地元の飲食店などで食事を提供。新型コロナウイルス禍で経営が厳しい地元の飲食店を支援しようと、昨年からは弁当を発注して1食100円で販売している。

 

13日は同町古仁屋のアイショップ瀬戸内店駐車場で、「島料理リッキ」(同町古仁屋)の弁当を販売。正午の開始に合わせて多くの親子連れなどが訪れ、50食がすぐに完売した。食材購入費など運営は募金や寄付などを活用した。

 

長井代表(36)は「ボランティアと利用者の会話も増え、地域に根付いた活動になっていると思う。活動を続けるために寄付はとてもありがたい。資金のある限り続けていきたい」と述べた。