龍郷漁業集落が高齢者施設で魚解体ショー
2019年02月22日
地域
龍郷町の漁業従事者らで組織する龍郷漁業集落(中田留弘代表)は21日、同町浦の養護老人ホーム「愛寿園」(重枝一馬施設長)で魚の解体ショーを行った。入所者ら約40人が見事な包丁さばきを楽しみ、新鮮な海の幸に舌鼓を打った。
国の離島漁業再生支援交付金を活用した魚食普及活動の一環。中田代表ら4人が講師を務めた。奄美大島で養殖された約80センチ、5キロのカンパチ3匹を手際よく三枚におろした後、刺し身に切り分けて振る舞った。
入所者で同町嘉渡出身の小田春行さん(70)は「魚は食べるのも釣るのも大好き。あっという間に魚をさばいていて、見ていて気持ちよかった。味も最高」と笑顔で話した。