９グループが出演　書き損じはがきチャリティーコン　徳之島

ユネスコ書き損じはがき回収キャンペーン第２０回チャリティーコンサート（徳之島ユネスコ協会、ユネスコ世界寺子屋運動実行委員会主催）が１８日、徳之島町文化会館であった。４年ぶりのステージに島内９グループが出場。島唄、ダンス、バンド演奏などを披露して会場を沸かせた。

 

書き損じはがきなどを回収して発展途上国の教育支援につなげることを目的とした活動。主催者によると、書き損じはがき１１枚の寄付でカンボジアの子ども１人が１カ月学校に通うことができるという。

 

ステージは約５０人の大所帯「徳之島ＤＡＮＣＩＮＧ」の元気あふれるダンスでスタート。徳之島三味線愛好会や地元バンドの演奏があった。

 

この日は来場者から書き損じはがき４２８４枚、未使用切手２７５枚、鍵盤ハーモニカ２台が寄せられた。書き損じはがきは切手と交換して、未使用切手とともに日本ユネスコ協会連盟へ郵送し、販売額が世界の恵まれない子どもたちの支援資金に充てられる。鍵盤ハーモニカはＮＰＯ法人「ＪＨＰ・学校をつくる会」を通じて、東南アジアで音楽支援教材として利用される。