師走点描　門松２題　新年へ向け和気あいあい　徳之島町

　【徳之島総局】今年も残りわずかとなった２７日、徳之島町亀津にある特定非営利活動法人「ワイドあけぼの」では利用者とスタッフが門松作りに励んでいた＝写真。色どりやバランスを考えながら和気あいあいと作業を進めていた。

 

同法人は一般企業に就職が難しい障がい者の就業を支援して、草刈りや清掃などの作業を受託している。現在利用者は約２０人。門松づくりは昨年から始めたが売れ行きは好調だという。材料の竹や松はスタッフと利用者が協力して島内で調達した。

 

宮永勇夫理事長（８５）は「門松作りは利用者からもお客さんからも反応が良い。この１年はしっかり活動ができた。皆元気で新年を迎えて来年も活動に励みたい」と笑顔を見せた。