過去最多更新、830人 奄美は7市町村55人 県内コロナ

2022年04月22日

地域

 【鹿児島総局】県と鹿児島市は21日、新たに830人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。新規感染者数は2日連続で過去最多を更新した。市町村別では鹿児島市が最多の510人で、全体の約6割を占めた。奄美群島在住の感染者は1市5町1村で計55人だった。

 

奄美の新規感染者は、奄美市37人(10歳未満から70代の男女)、瀬戸内町4人(10代から80代の男女)、龍郷町4人(10歳未満から60代の女性)、知名町4人(10代から60代の男女)、和泊町3人(10歳未満と60代の男女)、大和村2人(10歳未満男児と40代女性)、徳之島町1人(10代男性)。

 

鹿児島市以外で新規感染者が多かった県内自治体は薩摩川内市44人、霧島市33人、鹿屋市25人など。県外は4人だった。また、湧水町の高齢者施設で新たにクラスター(感染者集団)の発生が認定された。

 

新規感染者数を年代別にみると、10代が168人で最多。10歳未満147人、30代133人、40代119人、20代97人、50代59人、60代45人、70代28人、80代25人、90歳以上9人だった。

 

感染者の累計は5万7950人。20日現在、医療機関に243人が入院し、975人が宿泊療養、4369人が自宅待機中。重症者は2人で、酸素投与が必要な中等症者は17人。