過去2番目の多さ961人 県内の新型コロナ 奄美は9市町村133人

2022年05月11日

地域

 県と鹿児島市は10日、新たに961人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。新規感染者数は4月26日の974人に次いで過去2番目の多さ。県内の感染者は累計で7万人を超えた。奄美群島在住の感染者は1市7町1村で計133人。今月7日以来の100人超となった。

 

奄美関係の新規感染者は、奄美市55人(10歳未満から90歳以上の男女)、徳之島町22人(10歳未満から50代の男女)、龍郷町13人(10代から70代の男女)、伊仙町13人(10歳未満から70代の男女)、瀬戸内町11人(20代から70代の男女)、天城町9人(10代から70代の男女)、和泊町6人(10歳未満から40代の男女)、大和村3人(10歳未満と30代の男女)、与論町1人(10代女性)。

 

伊仙町の屋内スポーツイベントで4月下旬に発生したクラスター(感染者集団)関連の感染者は新たに13人増え、計166人となった。

 

新規感染者が多かった県内自治体は鹿児島市437人、霧島市81人、鹿屋市68人、薩摩川内市49人など。県外は8人だった。

 

また県は同日、姶良市の部活動と出水市の高齢者施設、伊佐市の介護事業所で新たにクラスターが発生したと公表した。

 

感染者の累計は7万614人。9日現在、医療機関に181人が入院し、873人が宿泊療養、3140人が自宅待機中。重症者は2人で、酸素投与が必要な中等症者は21人となっている。