「声援は力、地元に感謝」 プロ入り大野投手が表敬 龍郷町役場
2022年12月07日
社会・経済
プロ野球・ソフトバンクホークスに入団する大野稼頭央投手(18)=大島高3年=と両親が6日、地元の龍郷町役場を訪れ竹田泰典町長らを表敬した。大野投手は「声援は力になる。地元に感謝している」とあいさつ。役場側から祝福と激励の花束が贈られた。
大野投手は同町の戸口小、龍南中を経て大島高に進学。野球部のエースとしてチームをけん引し、2年時に離島勢初の県大会優勝、同校初の九州大会準優勝と8年ぶりの選抜大会(春の甲子園)出場を果たした。10月のドラフト会議で同球団から4位指名を受けた。
6日、大野投手と両親は前日に同球団の入団記者会見があった福岡市から空路帰島し、同町役場を訪問。職員総立ちの盛大な拍手で迎えられ、3人それぞれあいさつを述べた。竹田町長を表敬した際、大野投手はプロ野球入りへの意気込みや地元への思いを語った。
「地元で声を掛けてもらうことは野球を続ける原動力。応援してもらえる選手であり続けたい」と大野投手。竹田町長は「高校時代の活躍には大きな勇気をもらった。体を大切に頑張ってほしい。出身者も含め町民一体となって応援している」とエールを送った。