「奄美」発信、オリジナルメニュー 奄美市の伍郷商店
2018年11月14日
社会・経済
元・奄美市地域おこし協力隊の長瀬悠さん(39)、瞳さん(37)夫婦が経営する奄美市名瀬の「伍郷(ごごう)商店」に、軽食メニューが登場しました。宇検村産養殖クルマエビのサンドイッチやつきあげ(魚のすり身揚げ)トーストなど、奄美の特産品を詰め込んだ一品ばかり。「地元の方にもぜひ味わってほしい」と来店を呼び掛けています。
伍郷商店は奄美大島の5市町村(奄美市、龍郷町、大和村、宇検村、瀬戸内町)と5島(奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島)の魅力を発信する場所として、島の中心街で五つの道路が交わる名瀬港町のビルに今年5月5日にオープン。
夫婦手作りで壁や棚を整えた店内には、群島各地から取り寄せた加工品や調味料のほか、作家手作りの小物やアクセサリーなども並んでいます。
メニューはクルマエビとパパイアのサンドイッチや、奄美大島産はちみつのハニートースト、瀬戸内町加計呂麻島のきび酢のサワードリンク、徳之島産の紅茶「べにふうき」など。その時期の旬の食材を生かした季節限定メニューも用意しています。
地元の作家らと協力して、夜光貝アクセサリー作りやキャンプ体験などのワークショップも展開。瞳さんは「観光で来た方も地元の方も、ゆっくりとくつろげる場所にしたい。おやつやお昼ご飯に立ち寄ってほしい」と話しました。
営業時間は午前10時~午後7時。火曜定休。問い合わせは電話0997(58)8551奄美伍郷商店。